オンライン授業は「かわいそう」?
緊急事態宣言が解除され、オンラインや分散登校だった中学生の息子が、毎日学校に通うようになった。
ニュースでは、「友達に会えないままで学校生活を過ごすのはかわいそう」という母親のコメントが流れている。
そのたびに疑問に思う。
本当に、本人たちはかわいそうだと思っているのか?
早速、息子に聞いてみた。
「学校に行けないことについてどう思っているの?」
すると…「どっちも一緒だよ。そりゃあ会えたら嬉しいけど、リモートでも会えるから」
とても前向きな答えが返ってきた。
今の状況は変わらない。
変わらないのであれば、どう楽しむかを考える。
前向きな思考に変化をしていく。そのことを息子から学んだ気がした。
「出来ない」「やれない」を探すのではなく「どうやったら出来るのか?」「どうやったら自分がHAPPYになれるのか?」それを考えることが出来たなら…もしかしたら、自分の知らない世界が広がってくるのかもしれない。
答えはその人の中にある。
かわいそうだと思う前に、時代の変化に柔軟に対応できる息子を褒めてあげたい。
(アドバイザー H)
