え、砂糖入ってないの!?
我が家でよく作るメニューの一つ、「にんじんのごま和え」。
にんじんを1cmくらいの太さで棒状に切って茹で、すりごまと醤油だけで和えて完成。
ごま和えというとよくお砂糖を使うかと思うが、醤油だけでもなんとも美味しい仕上がりなのである。
しかも簡単!
いつも食べ慣れている長女が、突然こう言った。
「これって甘いよね~ お砂糖入ってるの?」
砂糖は入れずに醤油だけだよ、と説明すると、
「え、お砂糖入ってないの!? こんなに甘いのに!?」
と驚きの様子。
にんじんって甘いこと、茹でたからもっと甘いこと、子どもの味覚はぎゅっとそれを感じ取ってくれる。
一方、3歳の下の子は、理屈はもちろん分からずに、
「これ好き~」とパクパク。
手を掛けたからこそ美味しい料理もあるが、手を掛けないからこそ美味しい料理もたくさんある。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのが2013年。
和食の4つの特徴とされるのが
(1) 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
(2) 健康的な食生活を支える栄養バランス
(3) 自然の美しさや季節の移ろいの表現
(4) 正月などの年中行事との密接な関わり
素材の美味しさを存分に味わう。それでいて身体にも優しい和食。
難しいものではなく、毎日の生活に少し目を向けるだけでも、子ども達に和食文化の良さを伝えるチャンスがたくさんある。
おにぎり、味噌汁、煮物、和え物… 今日一日の食事に、何か一品、和食の献立をプラスしてみてはいかがでしょうか。
乳幼児に向けた食育活動について、保育現場での積み重ねから見えたすぐ使える知識と技術が身につく『乳幼児食育インストラクター集中講座』。場所を問わずご参加頂けるオンライン講座の日程が決定しました。
↓↓↓詳細はこちらから ご参加お待ちしております!
https://www.hoikusaisei.com/食育インストラクター講座
